会社が泣きを見ない労働法
社員や就職活動中の学生から「働きにくい会社」「ブラック企業」と呼ばれないために― 厚生労働省の「平成25年度個別労働紛争解決制度施行状況」によると、総合労働相談の件数は前年比で減少しているものの、平成20年度から継続して100万件を超えており、高止まりの傾向にあるようです。相談の多くは職場でのハラスメントや解雇、労働条件の引き下げなど、どの企業にも起こり得る事柄ばかりです。労働をめぐるトラブルは他人事ではありません。今回のセミナーは、経営者や人事・労務担当者に向け、労働法の正確な知識を中心に社員と会社の双方からの主張を示し、法律上問題となるポイントや注意点を、労働法の基礎知識や重要判例を軸に、「何に気を付ければよいか」を解説していただきます。 「ブラック企業」という言葉が一般的になった昨今、労使トラブルで労働者と真っ向から対峙し、会社が”泣き”を見るケースも増えているといいます。 そうしたトラブルを避けるためにも、分かりやすく解説していただきます。なお、テキストとして、日本実業出版社刊 「元労働基準監督官が教える 会社が「泣き」を見ないための労働法入門」を使用します。
【内 容】 (予定)
1 ついに厚生労働省も監督指導に乗り出した「ブラック企業」問題
2 ブラック企業をめぐる議論
3 厚生労働省のブラック企業問題対策
4 会社が「泣き」を見ないためのチェック・ポイント1 サービス残業
5 会社が「泣き」を見ないためのチェック・ポイント2 過重労働
6 会社が「泣き」を見ないためのチェック・ポイント3 パワーハラスメント
7 会社が「泣き」を見ないためのチェック・ポイント4 若者の使い捨て
8 会社が「泣き」を見ないためのチェック・ポイント5 その他の課題(追い出し行為等)
9 監督指導を受けないために! ブラック企業と思われない組織づくり
▼講 師 北岡大介氏(元労働基準監督官)
▼日 時 2014年11月26日(水) 14:00?16:30(開場13:30)
▼会 場 まつもと情報創造館 長野県松本市大字和田4010-27臨空工業団地内
▼参加費 顧問企業様 無料 一般の方 3,000円
▼定 員 40名
▼申し込み方法 ご希望の方は下記に記入の上、そのままファックスにてお申込みいただくか、ホームページ「お問い合わせ」より必要事項を記入の上、お申し込みください。